ダントツで成長したいなら、とにかく好きなことを仕事にしなさい

「好きなことで生きていく」というワードは情報商材屋のせいで印象が悪くなってしまいましたが、好きなことを仕事にするのは大正解です。

 

情報商材屋や情報商材に引っかかるワナビー達はとにかく、

「面倒くさいことをやりたくない」

「キラキラしたビーチでMacbook片手にビールを飲みながら仕事したい」

みたいなナメた発想で「好きなことを仕事にする」などと語りますが、好きなことを仕事にするというのはそんなふざけたものではなく、

 

「ビーチに行っても海を楽しむこともなくコードを書き続けてしまう」

だとか、

「ビールを片手にリラックスするはずがつい企画書を作り始めてしまう」

みたいな、

とにかく好きで楽しくて、努力を努力と感じないようなものを仕事にしなさい、という意味です。

 

好きなことを仕事にすれば成長できる理由

なぜ好きなことを仕事にすると成長できるかというと、当たり前ですが、興味があるからです。

 

好きでもないものをうまくなろうとするのは、相当な意志力がないと難しいのです。

意志力は最初の半年くらいは持続できても、長い社会人生活で、全く興味のないことに情熱を燃やし続けられる人はいません。

 

強い意志がなくても続けられるもの、興味があるから勉強してしまうものを仕事にしましょう。

 

興味があるものは上達したくなります。

 

上達したいくらい好きなものを仕事にすると、仕事の吸収が早くなります。

 

意識的にせよ、無意識にせよ、好きなものは頭の中で反復したり、シミュレーションを繰り返すため、記憶の定着がよくなり、また試行錯誤の回数も増えるからです。

 

寝ても覚めてもそのことばかりを考えてしまうような仕事をしましょう。

 

私の例を見てみます。

 

新卒で入社したSIerで働いていたとき、私のモチベーションはお金だけでした。

 

仕事が楽しかったことは1度もありませでした。

 

8年以上働いて、1秒たりとも面白かったことがありませんでした。

 

一日中ずっと退屈で、仕事が嫌で嫌で仕方がありませんでした。

 

「仕事が楽しい」という感覚が全く理解できませんでした。

仕事はつまらなくてくだらなくて、お金がもらえるから仕方なくやるものだったのです。

 

つまらなくて苦痛な仕事なのだから、当然手抜きしてサボることを考えます。

 

あからさまにサボりはしなくても、なるべく自分のところに仕事を振られないように、適当に流します。

 

職場は仕事が嫌いな人ばかりだったので、会社では仕事の押し付け合いが日常的に行われていました。

 

できる限り自分の責任を回避して、他人に仕事をやらせて、自分はやったフリをするかに全力を尽くし、年収は1000万を超えていたのです。

 

 

ウェブ系に転職してから初めて、仕事が楽しいと理解しました。

 

他人のPull Requestを読み、自分よりプログラミングが上手い人の技を盗み、業務時間外にプログラミングの勉強をして、リモートワークで手元にパソコンがあれば、土日でも会社のコードを読んで学ぼうとします。

 

そんな作業は全く苦ではありません。

 

前の会社では会社のPCを開くのも嫌で、なるべく見ないようにしていましたが、今ではむしろ休みだろうと夜中だろうと、会社のPCを開くのが楽しみであります。

 

どっちが成長できるかというと、当然後者です。

 

好きで興味があることだから、勝手に学ぶし、時間をかけても苦痛でないし、楽しくていつの間にか仕事内容を吸収できてしまうのです。

 

人間、興味ないことを頑張り続けることはできません。

お金をもらっても無理なものは無理ですし、好きなことでエキスパートになったほうが最終的にはお金もたくさん稼げます。

 

だからできるだけ早く、好きなことを仕事にしたほうがいいのです。

 

好きなことで生きていくのが合理的な理由

一芸に秀でることができれば、それをお金に変えることができます。

現代では雇用されるだけがお金を稼ぐ手段ではないからです。

 

歌がうまければYouTubeで歌えばいいし、プログラミングができるならクラウドソーシングサイトで仕事をもらえるし、UdemyやYoutubeで有料でプログラミングを教えることもできます。個人開発で稼げる可能性もあります。

 

格闘技でも筋トレでもピアノでも、何でもマネタイズできます。

自分の芸が他より秀でていれば、それがお金になるのです。

 

一芸に秀でるためには、それが好きでなければいけません。

好きでないものでは他の人より優れた場所にいけません。

 

好きなことを仕事にして、好きなことを伸ばし、好きなことでマネタイズしましょう。

 

令和の時代は間違いなく、好きなことで生きていく時代です。

好きなことで生きていくのは「つまらないことから逃げる」とか「キラキラしたところで自由に働く」という意味ではありません。

それらは好きなことを仕事にした「結果」でしかありません。

 

意思が弱く、努力ができず、何をやっても続かないダメ人間に限って「好きなことで生きていく」などとのたまいますが、そういう連中は好きなことなんて別にないし、情熱もありません。論外です。

 

私が「好きなことで生きていく」を推したいのは、努力ができて、普段から仕事を頑張っているけれど、どこかやりきれない想いを抱えて過ごしている大企業会社員です。

 

元々優秀で、頑張れる人が多いのに、大企業で個性を殺し、仕事の楽しさも見失い、何のために働いているのかわからなくなった人たちに

 

「好きなことを仕事にしてみようぜ」

 

と誘ってみたいです。

 

私は転職して初めて、仕事が楽しいという感覚がわかりました。

仕事って楽しいんですよ。

 

会社はお金をもらって勉強できる素敵な場所です。

 

以前は会社は憎しみの対象でした。

苦痛の代償にお金をもらい、いくら給料が増えてもまだ足りないと思っていました。

 

こんなくだらないクソつまらない仕事に、人生の貴重な時間を費やしてしまう苦しみの対価としてのボーナスだと。

 

金に魂を売る生き方です。

 

つまらない仕事は辞めたほうが幸せになれます。

 

楽しい仕事をしましょう。

 

楽しいことを仕事にして、嫌な人がいない場所で働きましょう。

 

嫌な人がいない職場の見つけ方は別の記事で紹介するので、当ブログを読みに来てもらえると嬉しいです。